信州の伝統野菜  ぼたんこしょう

信州の伝統野菜 「ぼたんこしょう」を作って、おいしく食べて、後世に伝えよう!!

ぼたんこしょうの定植の時期です!!

作りたい方は畑の準備をしておいてください。普通のナスやピーマンを作る時と同じで大丈夫です。よく耕し、たい肥、炭酸苦土石灰や石灰をまいてよく耕します。元肥もまき、よく耕します。

植える場所は連作障害に注意が必要です。ぼたんこしょうはピーマンと同じナス科です。トマト、ジャガイモ、ナスはナス科ですのでこれらを作った後は避けてください。


 ぼたんこしょうのおいしい食べ方

◆ぼたんこしょうのかき揚げ

種を除いたぼたんこしょうの細切りとちくわ、たまねぎ、キノコ類などを入れ、かき揚げを作ります。ピリ辛でおいしくビールに合います。ぼたんこしょうが多く採れた夏にぼたんこしょうを冷凍にしておくと冬でもかき揚げを食べることができます。

 

◆油みそ

ピリ辛いなすとぼたんこしょうの油みそです。作り方はピーマンをぼたんこしょうに変えるだけでピリ辛の油みそになります。

 

◆やたら

ぼたんこしょう・みょうが・丸なす・大根みそ漬けをみじん切りにして、熱々のご飯にのせて食べます。

 

◆ぼたんこしょう糀(こうじ)

※よりおいしい作り方が「「ぼたんこしょう糀(こうじ)」の作り方          甘口・ピリ辛~辛いのが苦手な人・女性にも好評)」に書いてあります。

 

ぼたんこしょうがたくさん採れた時に作っておくと1年じゅう使えます。

材料の配合や種類を変えると自分だけの味のぼたんこしょう糀ができます。特に醤油の種類やザラメの分量は自分の好みで変えてみてください。

作り方

「ぼたんこしょう糀(こうじ)」の作り方

〈 材 料 〉

ボタンコショウ  500g(みじん切りの状態で)

しょうゆ     5合 900cc(好みのしょうゆを使ってください。)

乾燥米麹     500g

ざらめ糖     500g (好みで増減してください。)

(量は炊飯ジャーの大きさで上記の割合で調節してください。)

注意

ボタンコショウの種は入れるとかなり辛いので、辛味の苦手な方はボタンコショウ1~3個分の種を入れて下さい。

(自分好みの辛さに調節してください。種の量で辛さの調整ができます。)

〈 作り方 〉

1.ボタンコショウは、辛味成分の刺激が強いため、ナイロン手袋やマスク

を装着してから種を除きみじん切りにする。(辛い物が好きな人は種も入れる)

ぼたんこしょうは、種と種がついている白い芯部分に辛味成分があります。

そのため手袋をして調理するのがおすすめです。素手で調理して、その後に目を触った

りすると、大変なことに!

 

2.作り方はかんたん。ぼたんこしょうをみじん切りにする。(フードプロセッサーかミキサー(少しずつ回してみじん切り状態にする。)を使うと楽です)

 

 

3.ほぐした糀、赤ザラメ、しょうゆをジャーに入れておく。

 

4.ぼたんこしょうのみじん切りを3.に入れ、よく混ぜる。

 

5.まぜてから30分程度おいて、炊飯器で9時間保温するとできあがりです。(保温するだけです。)(時間は9~10時間程度)

 

6.出来上がったら、よくかき混ぜてから瓶に詰めて保存する。

短期間なら冷蔵庫、長期間なら冷凍庫保存が安心です。

 

この夏は揚げ茄子、焼き茄子、冷や奴、きゅうり、焼肉そしてホカホカ炊きた

てごはんのお供に大活躍 。

これからの季節は、ジャガイモやカボチャ、根菜類の蒸かし野菜や肉や魚料理につ

けて食べることもオススメです。